告白

【告白その4】起業そうそう、絶対絶命におちいる

★起業準備

【告白その3】
苦しみの中でたどりついた失敗しない起業の条件

でお話したように
神奈川の厚木にある
お掃除ビジネスのフランチャイズに
話を聞きに行った僕は

独立する業種を
『お掃除ビジネス』に決めました。

ただ、これまで
お掃除の仕事の経験が一切無かったので
話を聞きに行ったフランチャイズに加盟し
起業の第一歩を踏み出すことに。

そのフランチャイズでは
開店する直前、
お掃除の基本的なノウハウを
教えてくれる『一ヶ月研修』を
本部で行ってくれます。

厚木にマンスリーマンションを借り
妻と一緒に一ヶ月の研修。

体クタクタになりましたが
独立・起業が決まった僕は
気合入りまくりです。

そしてあっという間の
一ヶ月の研修を終え、帰阪。
掃除屋として、自営業主として
経営者として、

それまでとは
全く違う人生が始まる
記念すべき開店の日がやってきたのです。

 

 

★起業当初の地獄の日々

さて、運命の開店の日!

といっても、お客さんは当然ゼロ。
拍子抜けと言っていいほど
何も起こらない一日でした。

いや、正確に言うと一件だけ
電話があったのですが

相手「おたくとこナンボでできんの?」
僕「これくらいなんですけど、、、」
相手「ほなええわ」ガチャン

で終わっちゃったのです。

なので、とにかくお客さんを
集めなければなりません。

 

『DMを配る』

まず、事前に用意した、
自分のエリアにある不動産屋や
クリニックなどにDMを配りました。

が、その後残念ながら
注文の電話は鳴ることが
ありませんでした。。

この頃までは
「多少は反応があるだろう」
と考えていたのですが、、、
甘かったようです。

 

『飛び込み営業地獄』

次に、今までしたこともない
飛び込み営業。

無事、数件のお客様は見つかったものの
あからさまに迷惑がられたり
時には「忙しいから二度と来るな!」
と怒られたり。

いくら生活のためとはいえ
怒られてまでこんな事
しないといけないものなのか?

これなら会社員と同じ、、、
というか収入があるだけ
会社員の方がいいのでは?
という思いが頭に浮かんでしまいます。

 

『電話営業地獄』

そして、次にしたのが電話営業です。
飛び込み営業で、直接対面するよりは
プレッシャーが少ないかな、と考えました。

営業先を探して歩き回らなくても良いのも
いい。

タウンページでクリニックの連絡先を調べ
500件近く必死に電話。

はなし方を変えたり、御用聞きに徹したり
色々試行錯誤したものの

なんと、契約できたのは500件中、1件だけ。。。

も~この時はホント絶望しました。。。

自分の営業範囲のクリニック全てに
断わられてしまったので、
お客さんはとれなかった上に
営業する先すらも無い状態に
なってしまったんです。

「営業は断られてからが勝負」みたいな
考え方もありますが、

忙しい時に、何度も営業電話かかってきたら
自分なら嫌だし、相手に嫌われるだけだと
思ったんですよね。

「何これ、、
想定よりもメチャクチャ
厳しいんですけど、、、」

と思ったのは言うまでもありませんが

独立とは全ての責任を
自分で背負わなければならず

泣けどわめけどお客さんが
増えることはありません。

食費・家賃・保険・光熱費
ガソリン代・電話代・税金.etc
の支払いは待ってはくれず

独立前に用意していた当面の
生活費もドンドンドンドン
目減りしていきます。

「生きてくだけでこんなにお金って
減っていくんだなぁ」

「集客って大切なんだなぁ」

「会社員って、すげーなぁ」
と心底思い知りました。

そういえば、
その頃よく夢で、最後に勤めた
ブラックな会社に出戻りしてしまい、
「あーやっぱり独立だめだったんだ・・」
て、すげー苦しくなって
夜中に目がさめることが
何度もありました。

それだけ精神的に崖っぷちに
追いやられてたんでしょうね。

 

★問題は集客だけでは無かった

また、起業時の問題は
集客だけでは無く
技術面にもありました。

せっかく注文をいただいたのに
掃除をしても思ったよりも
綺麗にならないことが
多々あったんです。

そして掃除の経験が不足しすぎて、
その汚れが取れないのは

「自分達の作業が悪いのか?」
「使っているケミカルが悪いのか?」
「そもそもその汚れはとれないものなのか?」
が分かりません。

フランチャイズの本部に聞いても
電話や画像のやりとりでは
イマイチ要領を得られない。

そんな感じで
自分たちの技術レベルに自信が無いから
営業トークに余計に説得力が無く
集客につながらない悪循環。

それでも何とかしようと
技術力の高そうな掃除屋さんを探し
「無料でいいから働かせてください」
と武者修行をしてみたり

営業の方法を本で調べまくったり

営業を教えてくれる
掃除屋専門のコンサルタントを見つけて
色々教えてもらったり

と、ホントに
試行錯誤に試行錯誤を重ねる日々が
続きます。

 

★唯一の救い

ただ、それでも唯一救いだったのは
自分の狙いがクリニック等の施設に対しての
【リピート清掃の契約(定期清掃の契約)】
の仕事だったこと

月に1件でも2件でも
リピート契約がとれれば

徐々に徐々に売上が積み増しされて
生活の基盤が安定していったんです。

そうやって
少しずつ、少しずつ
地道な努力をかさね

少しずつ、少しずつ
売上が上がっていって
なんとかかんとか生き延びる
地獄の日々が数年つづきました。

そうした努力の甲斐あって、
なんとか、や~~っとご飯が
食べられるようになった頃、

新たな問題と、

新たな出会いがまっていたのです!

【告白その5】
犬飼ターボさん、あらわる

につづきます