自己紹介

【告白その3】のちに問題となる、4つの起業条件

★起業するために、はじめにしたこと

【告白その2】
『絶望の中で、運命の出会いは訪れた』

でお話したように
『CHANCE』によって
一筋の希望が見えた僕は
すぐに、あることを始めました。

それは、、、
貯金です。

まぁ普通ですよね。

何はなくとも、絶対に必要なものですから
どんな内容で起業するかまだ決まって無い中で
とにかく、資金を用意するために
貯金を始めました。

会社員の特権は毎月定額のお給料。

「必要経費をのぞいて、
毎月これだけ貯金すれば
何ヶ月後にこれだけ貯まる」
って計算できるじゃないですか。

で、手帳のカレンダーの給料日のとこに
未来、溜まっていくであろう
貯金額を先に記入して

給料日にしっかり貯金する、を
淡々とこなしていきました。

 

★その後問題となる4つの起業条件


賢いのかアホなのか分かりませんが
次に考えたのは、
『失敗しにくい起業の条件』
です。

「起業して、一発あてて稼いでやろう!」
っていう野心は無かったんですよ。

それより、
初めての起業ですんなり
成功すると思えないから

練習のつもりで、とにかく
失敗しにくいものにしよう、と。

で、考えたのが以下の4つの条件

1つ目
在庫が無いこと

2つ目
リピート契約

3つ目
お客さんが見えている
(リスト化しやすい・営業しやすい)

4つ目
少資本から始められる
です。

ただし、このとき決めた起業条件が
後に僕自身の足をひっぱることとなるのですが・・・

★4つの条件に思い当たった理由

なんでこの4つの条件を考えたのか
一応解説しておきます。

在庫が無い

まず決めたのは
在庫をしないで済む業種です。

というのも
前回ちょっとお話したブラックな会社は
野菜を扱う会社

美味しい野菜を作っている農家さんから
仕入れて、パッケージングして
スーパーに納品する
って業務内容でした。

一見すると素敵な仕事のようなのですが
『仕入れ』と『営業』を任されていてた僕としては
毎日毎日、在庫に悩まされていたんです。

天候によって、
野菜ができなかったり、
予定通りできたり
予定以上にできすぎたり
する【農家】さん

毎日計画的に
欲しい量を納品して欲しい
【スーパー】さん
の間に挟まれて

傷んだり、腐ったりする野菜の
在庫調整に毎日四苦八苦。

「もーーーーイヤ!!
在庫!!嫌い!!」

ということで、『在庫』の無い(少ない)
仕事にしようと考えました。

リピート契約

次に考えたのが
『リピート契約』

起業するからには
何かモノを買ってもらって
お金を得なければいけないわけですが

買ってもらうために
毎回営業活動が必要だと疲れるな、と。

それよりは、最初からの契約で
リピートして買ってもらえる
職種の方がいい。

これは多分不動産に興味があったので
家賃収入的なところから思いついたのかなぁと
思っています。

お客さんが見えている

3つ目は
お客さんが見えている
(リスト化しやすい・営業しやすい)
こと。

集客の方法って色々あると思うのですが
HPとかポスティングとかで
大勢の人から興味を持ってくれる人を探すより

こちらからなんらかの営業が可能な方が
初期の売上が立ちやすいかなと考えました。

例えば、タウンページを見たら
一定数の顧客リストが作れて
そこにアプローチできる、って感じ。

少資本から始められる

4つ目は
少資本から始められる
です。

計画的に貯金を始めた僕は
気づきました。

「お金、全然たまらねぇ!」
100万円くらいなら割と目処が立ちますが
1000万円とか必要だと、

融資をしてもらったとしても
起業までに時間がかかりすぎる。。。

しかも、失敗した時に
立ち直るのにも時間がかかってしまします。

なので、でっきるだけ少資本で
仮に失敗しても痛手の少ない金額で
始められるのが良いな、と考えました。

だから店舗が必要になるような
業種は無理かなぁと。

ホリエモン提唱の起業の条件

ちなみに、のちにホリエモンが
起業の条件として
1・利益率の高い商売
2・在庫を持たない商売
3・定期的に一定額の収入が入ってくる商売
4・資本ゼロあるいは小資本で始められる商売
を上げていると知って
自分もなかなか良い線いってたんだな、
と、あとから思いました。

 

★『お掃除ビジネス』と出会う

さて、一応自分なりの起業条件を
考え出したものの、何をすれば良いのかは
さっぱり分かりませんでした。

独立支援的な雑誌を読んでも
条件に当てはまるような
業種業態はなく、

「これでホンマに成功できるんかいな?」
と思われるものばかり・・・。

モンモンと、
あっという間に1年位経ったころ
例の不動産レポートの中で

『お掃除ビジネス』をしながら
不動産投資で成功している、
という肩書の人が不動産のコラムを
書かれているのを見て

『お掃除ビジネス』というのがある
と知ります。

『お掃除ビジネス』ってなんじゃい?

聞いたこともないそのビジネスが
気になった僕は、その人のことを調べました。

すると、なんとその人は
『お掃除ビジネスのはじめかた』
について書いた本を出されているのが
分かりました。

「へ~~~!」
って思いましてね。

早速本取り寄せて読んでみると
一般的なハウスクリーングや
退去後の空き室清掃以外にも

『クリニック』や『美容室』の
定期的なお掃除があるとのこと。

しかも、
小資金で始めることができ
その人自身も、素人から
あるお掃除のフランチャイズに入って
起業した、と。

「へ~~~!」
って思いましてね。
「これじゃね?」
ってなったんです。

思い立った僕は
すぐ、その人が入っている
お掃除のフランチャイズに連絡し
妻といっしょに、神奈川県の厚木にある
本部まで話を聞きに行きました。

そして、起業条件に合っていると
感じた僕は
『掃除屋』として起業することに
決めました。

が、、、当然順風満帆とはいかず
そこには地獄が待っていたのです・・

【告白その4】
起業そうそう、絶対絶命におちいる

につづきます